八王子の玄関口を花で飾る「明神町クラブ」の活動紹介

明神町の各町会、商店会、第4小学校のみなさんで、八王子の玄関口東放射線アイロードの街路樹の植込みを花で飾る活動をしています。

この活動は、市民の皆様から寄せられた歳末たすけあい募金を原資とした、「地域ささえあい助成金」で実施されています。

駅前通りの街路樹の植込みは、放っておくと、空き缶やたばこの吸い殻などのゴミが捨てられたり、自転車が放置されやすい場所です。そこで地域住民の力で四季折々の花を飾ることにより、ゴミのポイ捨てをしにくい環境を作り、街の美化につなげます。

昨年度から始まったこの活動ですが、今年は第4小学校5年生の授業の一環として実施され、校長先生をはじめとし多くの児童と先生が参加してくれました。
固くなった土に、苗を植えることはなかなか大変な作業です。
子どもたちは、町会の方が用意してくれた腐葉土を混ぜながら、土を掘り返し、協力しながら植込み作業をしてくれました。

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「並木さん!ここどうしたらいいの?」町会長にも気軽に声をかける子どもたちです。
うすピンクの日々草の苗を手に取り、「これを植えたら、パッ明るくなるよ」という男子生徒。
植えたら本当に明るくなって、みんな大満足!そんな子どもの素直な言葉に励まされます。

街をきれいにする活動を通して、小学生が地域の人たちと関わることで、大人と子どもの間に自然な関係ができてきます。登下校のときに住民とあいさつができるようになり、大人が見守ってくれる、そんな安心も生まれます。

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「花が枯れないように、これからが大変」と話をする代表の青柳さん。
商店街やマンション等に協力をお願いし、街のみんなで花を守ります。

市内の皆様から寄せらた歳末たすけあい募金が、明神町クラブのみなさんの手によって、花開きます。P1020707