館ケ丘団地“団地の縁側”に行ってきました

館ケ丘防災協議会の「平成26年度館ケ丘団地防災意識向上事業」(地域ささえあい助成事業)を視察するために、“団地の縁側”へ行ってきました。

団地内の商店街の一角に、住民同士の交流スペースとして、今年6月から館ケ丘自治会が運営しています。自治会の役員の方々がボランティアでスタッフとして参加し、火・水曜日を除く毎日オープンしています。

tategaoka entrance

このスペースでは、住民の憩いの場となるようコーヒー、ジュースなどの飲み物の提供(お気持ち分を募金箱に募金)、地域住民の趣味の作品展示、図書の貸出などが行われています。

tategaoka bunnko

この日もお昼過ぎには、商店街内のスーパーで買ったお弁当を持ち込まれておしゃべりをされる方、コーヒーを飲みに来られる方などで賑わっていました。

館ケ丘団地では、高齢化が進んできており、ひとり暮らしの方がスーパーで買ってきたお弁当を部屋で一人で食べるのではなく、みんなで食べることで団地内の人と人のつながりが生まれ、見守りにつながるのだそうです。

tategaoka cafe

さらにこの日は、館ケ丘防災協議会による防災無料相談ブースが設けられ、災害に対する日ごろからの備えの必要性を訴えられていました。同協議会では、防災に関するイベントを定期的に開催し、住民の防災意識向上につなげています。8月には、館ケ丘自治会、上館町会、館小中学校と共催で親子で参加できる「館地区一泊防災研修」を開催するそうです。

tategaoka bousai