被災地復興写真展を開催しています

東日本大震災から3年、今年も被災地復興写真展を開催しています。被災地の様子を伝えると同時に、復興支援ボランティア活動の様子、身近な地域での減災に向けての日頃からの取り組み、災害ボランティアセンター設置の訓練の様子も展示します。

3月1日から八王子駅南口総合事務所、3月9日から3日間はJR八王子駅南口コンコース、12日からは市役所ロビーで展示します。

開催場所、日程の詳細は、ホームページをご覧ください。
http://www.8-shakyo.or.jp/news/4295.html

いろいろな形で、被災地に関わった方もいらっしゃると思います。写真を見ながら、皆さまのお気持ちを共有できれば嬉しいです。JR八王子駅コンコースでは、社協のスタッフが常駐します。

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今年2月、岩手県陸前高田市、宮城県石巻市、東松島市そして福島県南相馬市を撮影に訪れました。東北3県の沿岸部を、200キロに渡り撮影してきました。

南相馬市の一部は、がれき処理が進んでいない箇所もありましたが、多くの場所では、がれきの撤去作業が終わり、土地のかさ上げ、宅地造成、防潮堤の工事が始まっていました。

「建物が撤去されると、街の記憶が薄れていく」と土地の方は言っていました。
陸前高田では、宅地造成のため山を削り土砂を運ぶために、総延長3キロにも及ぶベルトコンベアができています。高さ10メートルに及ぶ防潮堤の計画や沿岸部の緑地公園計画はいたるところであります。「大掛かり」という言葉では到底表現しきれない土木工事が東北沿岸部で繰り広げらる様子は、その被害の凄まじさを物語り、復興という言葉がどんな意味を持つのか、複雑な気持ちになりました。

「ふるさとの再生という道筋は、どうか住民の希望につながるものでありますように・・」祈るような気持ちでカメラに収めてきました。

石巻市日和山公園から撮影