春のお彼岸に無縁仏の供養を行いました

社協では、行旅死亡人無縁仏、および戦災殉難者の供養のため、春秋の彼岸、お盆の3回法要を行なっています。

八王子市老人クラブ連合会の第3支部と7支部のみなさんと一緒に、市営緑町霊園内にある萬福寺で読経をあげていただき法要を行っております。

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今日は、穏やかな春の日差しで、遠くには富士山、雪をかぶった丹沢山系を眺め、沈丁花、れんぎょう、芝桜も開きはじめました。

60名を超える方が参列され、緑町霊園は勾配が急な坂なのですが、老人クラブの方々に参拝をいただいています。

この行事は、昭和49年、当時の中村林太郎会長が、無縁仏の墓地に小さな毀(こわ)れたお地蔵さんがひっそりと立っているのをみて、あまりにもかわいそうだから何とかしようと、現在の地蔵尊を建立し、地元の老人クラブの申し入れにより40年の供養が続いています。

やさしく微笑みかけるお地蔵さんと、社協の歴史を支えてきた老人クラブの皆さまの温かいお心が、ありがたく感じる行事です。
日頃事務仕事の私たちも、今日ばかりは読経に心を傾け、穏やかな気持ちでお墓参りをさせていただきました。

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無縁仏お参りの様子